ZOIDS ゼネバスメモリアルボックス 1984







 7月にトイズドリームプロジェクトで発売された「ヘリックメモリアルボックス 1983」。そのゼネバス版がついに発売されました。発売中止疑惑や、なかなか決まらない発売日など、ハラハラさせられましたが、無事発売されてなによりです。なお、今回はタカラトミーとして発売されています。









 
                                

パッケージ

 へリックメモリアルに続き、5体のパッケージ写真が並ぶものになっています。大きさの割りに薄い箱も変わらず。タカラトミーからの発売なので、トイズドリームプロジェクトのロゴはありません。







 中身も前回と変わらず。2月に発売予定のへリックメモリアルボックス2(仮)も同じ形になるかと。






  


EMZ-01 マーダ


機体説明

 帝国機甲部隊の中核をなす、機動力にとんだ戦闘機械獣。生存率も高く、兵士に信頼度が高い。通常の歩行では速度に限界があり、兵士の疲労度も高いので、VTOLノズルによるホバリングを可能とした。



 モチーフは恐竜型。おそらくラプトル系かと思われますが、明確なモチーフは不明です。実は完全二足歩行を実現したのはこのキットが初だったりします。

 ギミックはゼンマイで歩行するのみです。連動アクションがない代わりに、腕に可動部があるので若干表情付けが可能です。







 コックピットは頭部。もちろん銀メッキパイロットで、クリアパーツは赤になっています。






  


 背部の武装は中口径電磁砲と自己誘導ミサイルポッドの選択式。どちらか片方が余剰となります。







ZOIDS2版との比較

 ボディにメッキが施されている他、兵士とクリアパーツ以外の全てのパーツの成型色が違います。同じ機体のはずなのにかなりイメージが異なります。ちなみに、ZOIDS2版はヘルランナー(HELL RUNNER)という名前に変更されてます。






  


EMZ-02 ゲーター

機体説明

 ゲーターはその地をはう独特のスタイルとその多種電子装置により索敵と電子妨害を主とし、攻撃力も大きなものを持っている。又、その速度はVTOLにより一時的には、200km/hをゆうに超すことが出来る。



 モチーフは恐竜型。全体の形状からしてディメトロドンがモチーフでしょう。EZ版で復活しているので、組んだ事がある人も多いはず。

 ギミックはゼンマイで歩行するのみです。グランチュラと同じ機構で4足歩行を再現しています。







 コックピットは頭部。帝国共通コックピットは口を開けているように見えるので、ちょっとラブリー。







EZ版との比較

 旧で銀色だった部分がほとんど紫色に変わっています。かなり思い切った変更のせいか、当時は色に対する不満がかなりあったそうです。並べてみるとほとんど別物。






  


EMZ-03 モルガ


機体説明

 その独特のスタイルと重装甲ゆえに、共和国の兵士達に恐れられている。特にその頭部は通常の2倍の装甲があり、時として体当たり攻撃により敵を撃破することもあった。それゆえに、突撃隊、特殊部隊に標準装備にされた。



 モチーフは昆虫型。芋虫です。EZ版で復活しているほか、ZOIDS2版・クリアモルガ・モルガロクロウカスタム・GZ版モルガキャノリーとかなりのバリエーションがあります。

 ギミックはゼンマイで体をくねらせて走行します。本物の芋虫のようにクネクネ動くさまは、何度見ても驚かされます。







 コックピットは頭部。2重装甲になっており、強度が2倍になっている設定。







 後部ハッチにはミサイルが収納されています。今回の5体の中で一番単体での満足度が高いキットになってます。







EZ版との比較

 胴体の一部がガンメタリックになっているほか、キャップと赤い部分の色が違っています。個人的には、メリハリがあるEZ版のカラーリングが好み。ちなみに、今回は金型を改修しているのか非常に成型がよくなっています。






  


EMZ-04 ゲルダー


機体解説

 マーダにかわる帝国側の主力メカとして登場。マーダは、機動性は良いものの、弱体装甲のため次第に消耗度が多くなってきた。そのため多少機動性を犠牲にして、装甲を強化し対弾性、生存率を高めたのがこのゲルダーである。それゆえに、これを装備する部隊は常に最前線に投入された。



 モチーフは恐竜型。どう見てもトリケラトプス型です。海外版などもありますが、国内での復刻は初めてです。入手しづらかったキットだけに、この復刻はありがたいです。

 ギミックはゼンマイで歩行するのみとなっています。







 コックピットは頭部。下に座席が降りるようになっているのが個人的に好み。






  


 背部にはレバーがあり、これを前方にスライドすると3連衝撃レーザー砲がせり出てきます。フタも用意されているのが芸コマ、







サンダーカノンとの比較

 同モチーフ&近いサイズなので。同じモチーフなのに、発売された時期と所属軍でここまで印象が違います。






  


EMZ-05 ザットン


機体解説

 装甲重視したために、ゲルダー以上に重量が増加し、機動性が非常に低下したために、主に後方支援、輸送、偵察用に使用される。



 モチーフは恐竜型。ブラキオサウルス型と思われます。ゲルダーと違い、99年の再販前に一度食玩として成型色を変更して復活してます。今ではそっちのほうがレアになってしまってますが。

 ギミックはゼンマイで歩行するのみです。







 コックピット。かなり高い位置にあります。首は残念ながら固定。






  


 背部にある連装電磁砲は根元で可動します。また、背中にはゲルダー同様3連衝撃レーザー砲のスライドレバーが。







 ゲルダーとザットンはかなりのパーツを共有しています。内部フレームと赤いパーツが共通となっており、フレームの向きや足を前後入れ替える事で体型の違いを再現しています。ネオブロックスで目立っていたパーツ共有概念はこの時代からありました。







カラーリングの再現度

この時代の帝国形のゾイドに使われている赤は「ゼネバスレッド」と呼ばれており、独特な色をしている事で有名です。今回の復刻ではそれがどこまで再現されるかがポイントでしたが、かなり高いレベルで再現されています。(手前のサイカーチスは旧シリーズの物)本体のシルバーや、独特な色のキャップまでしっかり再現されているのは感動的です。多少余りますので、レストア用としても重宝します。





 売れるのか? と心配されていたへリックメモリアルに続いて無事発売されたゼネバスメモリアル。入手しづらいマーダ・ゲルダー・ザットンがセットで復刻されるという夢の企画だけに、発売が決まったときはとても嬉しかったです。前回同様、旧ゾイドからのファンがターゲットだと思われますが、ゼネバス系の小型ゼンマイは普通に格好いいので、新ゾイドからのファンにも手にとって欲しいものです。

 EZ版で発売されているゲーターとモルガが入っているだけに、ややパワー不足かとも思われがちですが、他の3体が十分魅力となります。また、改めて組んでみると少ないパーツで動きを作ろうという努力をひしひしと感じられたりと、組むだけでもとても楽しめます。ネオブロックスやHMMシリーズのようにフル可動モデルというのも悪くないですが、動力のあるゾイドの面白さと言うのも確かにあるので、来年こそは新作の動力ありのキットを拝みたいものです。





商品情報

ZOIDS ゼネバスメモリアルボックス 1984
メーカー TAKARATOMY
価格 3800円(税別)
動力 小型ゼンマイ
組み立てレベル 表記なし
不要パーツ なし
発売日 2006年 11月 23日




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